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高知の自動車部品メーカーが「竹のフローリング材」販売 「レクサス基準」で

高知の自動車部品メーカーが「竹のフローリング材」販売 「レクサス基準」で

ミロクテクノウッド片山社長

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 高知の自動車部品メーカー「ミロクテクノウッド」(南国市篠原)が1月、県産の竹を使ったフローリング材の販売を始めた。

レクサスに採用された竹ハンドル

 2012年に同材を使った自動車ハンドルを世界初開発し、「四国産業技術大賞」などの賞を受賞した同社。自動車メーカー「トヨタ」の高級車「レクサス」にも採用され、注目を集めた。

 今回商品化したフローリング材は、高知県南国市の中山間地域で3年以上育てた孟宗竹(もうそうちく)を使う。外皮と内皮をそぎ落とし、中心部分だけを厚さ4ミリの短冊状にした板材「ラミナ」に加工した。温度や湿度の変化で竹が反り返らないよう、乾留(かんりゅう)と呼ばれる特殊処理を施した後、接着剤で重ね合わせて固定し、ハンドルの形状に仕上げ、職人が手作業で磨き上げる。

 片山社長は「自動車では安全部品と位置付けられているハンドルの製品規格(含水率、比重など)はとても厳しく、規格を満たさない材料はこれまで廃棄処分していた。しかし、レクサスの基準に届かなくとも竹材としての品質は最高級。ほかに有効活用できないかと考え製作したのが竹のフローリング材」と話す。「さらにラミナを積層することでデザイン性にも優れた商品に仕上がった」と自信を見せる。価格は1平方メートル当たり=2万5,000円。

 片山社長は「高知は日本有数の竹林保有県。当社では専門の職人が伐採した良質の竹だけを扱い、機械でできない作業は一つずつ職人が手作業で行っている。長年培ってきた木材加工技術を生かして、今後も新しい商品開発に挑戦していきたい」と意欲を見せる。

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